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『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』(スケバンデカスリー しょうじょにんぽうちょうでんき)は、1986年10月30日から1987年10月29日まで毎週木曜日19:30 - 20:00に、フジテレビ系で放送された日本の学園ドラマ。主演は浅香唯。 和田慎二の漫画作品『スケバン刑事』を原作としたテレビドラマの第3作である。1988年には本作をモチーフとしたファミリーコンピュータ用ゲームソフト『スケバン刑事III』も発売された。 本項ではこのゲームソフトに加え、劇場版となる『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』についても、併せてここで扱う。 == 概要 == 『スケバン刑事』シリーズ第3作目にあたる本作は、当初はシリーズ番外編の『スケバン忍法帖』として企画されたものである。本来の『スケバン刑事III』は、映画第1作オーディションの優勝者を主人公役に配して『スケバン忍法帖』の後に制作される予定だったが、諸事情で『スケバン忍法帖』が『スケバン刑事III』となった〔講談社編『メーキング・オブ・東映ヒーロー アクションヒーローの世界1』講談社X文庫、1987年、p.244〕。 当時アメリカでヒットしていたショー・コスギのニンジャ映画を題材にした『スケバン忍法帖』〔『メーキング・オブ・東映ヒーロー』p.245〕を土台として、コンセプトに『スター・ウォーズ』、それと原作者である和田自身の『忍者飛翔』をミックスした完全オリジナル作品となった。主人公側は前作の三人組を発展させて三姉妹とし、ホームドラマ要素も加わっている。ナレーションは前作『II』より引き続き来宮良子が担当している。32話より「第二部 魔界血戦編」の副題がつく。 第9話にて1980年代のフジテレビのドラマ部門での視聴率では第8位となる21.3%を記録したものの、和田は「ただのスケバンが強い敵を倒すのが『スケバン刑事』の面白さだ。スーパーヒーローものがやりたければ他でやれ!」「自分の為だけに闘うヒロインがあるか? なぜ学生刑事が生まれてきたのかを理解していない!」と激怒し〔和田慎二「メイキング・オブ スケバン刑事 PART10」『スケバン刑事 10巻 青き狼の群れ』白泉社文庫、1995年〕、その後『スケバン刑事』の新作は、2006年の劇場版『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(主演:松浦亜弥)まで制作されることはなかった。 風間三姉妹として出演した浅香唯・大西結花・中村由真の3人は、同名義で本作の主題歌をリリースした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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